在宅酸素療法
在宅酸素療法とは
呼吸不全により生命の危険につながる「右心不全」の改善をするための治療方法です。
適応疾病
肺気腫、慢性気管支炎とされていた慢性閉塞性肺疾患が動脈血の酸素分圧が55Torr以下の場合、あるいは動脈血の酸素分圧が60Torr以下で、運動時や睡眠時に顕著な「低酸素血症」を起こす場合に適用です。
主な症状は体動時(労作時)の息切れです。かぜや喘息とは違います。
下記の症候にあたる人は検査が必要です。
40歳以上である。
毎日タバコを吸っている。または、刺激性のガスやホコリを吸い込む職場にいる。
タンをともなうセキが3か月以上続いている。
日常の買物などで息切れを感じるようになった。
治療方法
→呼吸訓練
→在宅酸素療法
その他:薬物療法
酸素装置の種類
1.高濃度の酸素を作る酸素濃縮器
2.携帯用ボンベ:外出や旅行に便利
保険扱い
健康保険が適用されるので安心です。