うつ病
                            

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うつ病

人間は感情体をもっているから、一生の間、いつも感情の変化に耐えないとならないのです。が、自分の意にそなえない時、または納得できない事態が発生したときに、理知が感情に勝たないときにうつという状態が生じます。

 

うつ病の症状

うつ病の身 体状態        うつ病の精神状態

@睡眠障害                    @気分・感情の異常

入眠障害                     気分の抑うつ

熟眠障害        

早朝覚醒                    A思考の異常

                           考えがまとまらない

A食欲減退                     集中できない

味覚異常                     判断力・決断力が鈍る

                           絶望感・劣等感

B性欲減退 

ED(勃起不全)                B意欲・行動の異常

不感症                      行動量の低下

月経異常                     表情・身振りの減少

                                                   生気に乏しい

Cその他                

易疲労感                                       Cその他

脱力感                                         不安・焦燥感

無力感

疼痛

便秘

心悸亢進

監修:昭和大学医学部精神医学教室教授 上島 国利

 

うつ病の身体症状

テキスト ボックス: 症状            出現率(%)

 

睡眠障害         82100

疲労・倦怠感       5492

食欲不振         5394

頭痛・頭重感       4889

性欲減退         6178

便秘・下痢        4276

体重減少         5874

川上富美郎:Clin Neurosci 15(9):1020, 1997より改変

 

うつ病の早期発見と早期介入のためのスクリーニング@

 二項目質問紙法

二項目両方に該当する場合には、うつ病の90%スクリーニングできます

1)抑うつ気分

  質問例 『気分が沈み込んだり、憂うつになったりすることはありま』すか』

      『悲しくなったり、落ち込んだりすることがありますか』

         2)興味や喜びの喪失

  質問例 『仕事や趣味など、普段楽しみにしていることに興味を感じられなくなっていますか』

       『今まで好きだったことを、今でも同じように楽しく出来ていますか』

 

        二項目の一つに該当するならば、さらに下位の七項目の質問に移ります 

 

うつ病の早期発見と早期介入のためのスクリーニングA

二項目に続く七項目

3)食欲の減退または増加

4)睡眠障害(不眠または睡眠過多)

5)精神運動の障害(強い焦燥感・運動の制止)

6)疲れやすさ・気力の減退

7)強い罪責感

8)思考力や集中力の低下

9)自殺への思い

うつ病の治療

現在のうつ病治療は休養・環境調整と薬物療法、精神療法の三つが中心です

治療上の流れ

 急性期治療では、治療薬(SSRISNRIなど)を治療用量まで増量していきます。このとき薬剤の効果は2週間ぐらいかかってゆっくり改善していきます。症状が取れたからといって、ここで薬剤をはずしてしまうと上図のように再燃の可能性があります。

 持続療法では、この再燃を防止するため、しっかりとした効果の現れた量の薬剤を引き続き用います。3ヶ月から約半年ぐらい再燃がなければ回復としますが、うつ病は再発もあるので持続療法へ続きます。

 維持療法では、持続療法の量と同量か若干量をさげて再発を防ぎます。

   うつ病は、エネルギーの切れた状態です、エネルギーが満タンになるまでじっくり充電しましょう。中途半端ではまたすぐにエネルギーが切れて動けなくなります。  

                            

                              
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